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スペリア/オンライン の 特徴

1.メインフレーム・コンピューターですべてを行います

アプリケーション・プログラムは、メインフレーム・コンピューターで実行しますので、
高い信頼性と安定したパフォーマンスで稼動させることができます。
また、ファイルやデータベースは、メインフレーム・コンピューターのものを
使用しますのでデータの集中化、一元化をはかることができます。

2.高い生産性でプログラムの開発をすることができます

強力な機能をもつ命令が豊富に提供されており、しかもアプリケーション以外の記述が
非常に少ないためプログラムがシンプルです。
また、強力なデバッグ機能も提供されており、平均的なプログラムの場合で
COBOL 言語の3倍から30倍の生産性で開発をすることができます。
これにより、プログラム開発のコストと期間を大幅に少なくすることができます。

3. 短い習得期間でプログラムの開発ができるようになります

プログラミング方法がわかりやすいため、 COBOL のプログラマーの場合では1日の
習得期間で基本的なプログラムの開発が可能になります。
プログラムの初心者でも、短期間でプログラミングができるようになります。

4.プログラムを選ぶことなく開発することができます

命令の機能が豊富で機能上の制約が少ないため、簡単なプログラムから数千ステップに
およぶ複雑な基幹業務のプログラムまで、他の言語を併用することなく高い生産性で
プログラムを開発することができます。

5.プログラム作成のためのユニークな機能が提供されています

プログラム作成のために、次のようなユニークな機能が提供されています。
ウインドウ ホストのプログラムでもウインドウを使用することができ、コードの 照会や操作のガイドなどに威力を発揮します。
簡単なプログラミングで実現できます。
ワイド・パネル 項目が多くて1つの画面に入りきらない場合には、パネルを分割 して作成し、それを上下左右にスクローリングすることができます。
命令を記述しなくて実現できます。
ページング ファイルやデータベースのレコードをページングして表示する ことが、簡単なプログラミングで実現できます。
ヘルプ・パネル 説明用のパネルをディスプレイ端末に表示して、操作や入力 項目などの説明を行うことができます。
これにより端末の操作マニュアルは不要になります。
説明用のパネルさえ作成すればよく、このためのプログラミングは不要です。
パネル作成 ディスプレイ端末に表示するパネルは、画面に表示するデザイン をそのままカタログするだけでよく、非常に簡単に作成することができます。
メニュー割込み 操作中のプログラムから、メニューを経由して別のプログラムを 選択して操作を行い、また元のプログラムの画面に戻ることができます。
プログラミングは不要です。
7色カラー ディスプレイ端末に7色のカラーで文字を表示することができます。
色の種類,開始と終了の位置だけの簡単な指定で行うことができます。
反転表示も可能です。
罫線 ディスプレイ端末,プリンター端末に、罫線の表示ができます。
罫線の種類,開始と終了の位置だけの簡単な指定で行うことができます。
パソコン転送 簡単なプログラミングで、メインフレームのファイルやデータベースを読んで、 データの選択や編集をしてパソコンに書き込むことができます。
逆に、パソコンのファイルを読み込んで、データの選択や編集をして メインフレームのファイルやデータベースに書き込むことができます。
あつかえるデータの形式は、テキスト,SYLK,CSV 形式です。
メール送信 メールを送信する命令があり、プログラムから簡単にメールを送信することができます。
3270 プリンターへの
リスト出力
簡単なプログラミングで、3270のプリンターにリストを出力することもできます。
罫線の表示は、種類,開始位置,終了位置だけの簡単な指定で行うことができます。
プログラムの実行と同時に出力するか、保存しておいてあとで出力するか、その両方を行うかを選択できます。
リストの内容をテキスト形式でパソコンに転送することもできます。
バッチ JCL サブミット 簡単なプログラミングで、オンライン・プログラムからバッチ・ジョブの JCL をサブミットすることができます。
複数レコード
入力処理
1つの画面から複数件のレコードを入力する場合には自動ループ機能によって、 1レコードについてだけプログラミングをすればよく、プログラムが簡単になります。
入力フィールド
充填文字
画面上の入力フィールドには、場所をわかりやすく示すための文字が自動的に表示されます。
データの入力後にこの文字がフィールドに残っていても、それを受け取るプログラムのフィールドにはキーインした文字しか入りません。
ハード・コピー プリンターの選択、罫線出力の有無、リスト上の間隔などを指定することができます。
また、キューイング機能により操作を待たせることがありません。
連絡メッセージ
送信機能
オンライン終了時間の変更などのような連絡用のメッセージを、他のディスプレイ端末に表示することができます。

6.メニュー機能があります

プログラムを選択するメニューは、メニュー・パネルと簡単なテーブルを作成する
だけよく、プログラミングは不要です。
パスワードの設定や、他言語のプログラムを選択することもできます。
5レベルまでのメニューをサポートしています。

7.デバッグが簡単に行えます

開発サポート機能が充実しており、実行した命令のトレースや、プログラムで定義した
フィールドの内容などを画面上で簡単に照会することができます。
それらの内容は、実行が異常終了したときだけでなく、指定した命令で実行を止めて
調べたり、命令を1ステップずつ実行して調べることもできます。
プログラムが異常終了した場合には、その原因と命令がわかりやすく表示されます。
このような機能によって、CICS のダンプを見る必要はなく簡単にデバックを行うこと
ができます。

8.ファイル,DL1 のレコードを操作する機能があります

VSAM ファイル,DL1 のレコードは、  画面上で簡単に照会, 変更,追加, 削除が
行えますのでテストの効率が向上します。 データは漢字や16進数での表示も可能で、
フィールド名もあわせて表示されます。 また、フィールドの選択を行ったり、
条件を指定してパソコンに転送することも簡単にできます。

9.ファイル・アクセス・シミュレーション機能があります

プログラムからファイルに対してレコードの更新 , 追加 , 削除を行った場合、
実際のファイルの内容を変化させることなく、 あたかも更新 , 追加 , 削除が行なわれ
たかのようにシミュレートする機能です。 これにより、テスト・ファイルの作成が
不要になり、テストの生産性が向上します。対象は VSAM ファイルのみです。

10.オンライン・バッチのプログラムを作成できます

オンライン・バッチのプログラムも「スペリア言語」で簡単に作成することができます。

11.リストの操作が簡単に行えます

オンラインやバッチのプログラムで作成したリストは、ディスプレイ端末からの簡単な
操作でオンラインのプリンターに出力をすることができます。 また、リストの内容を
簡単な操作でパソコンにテキスト形式で転送をすることができ、メインフレームの
データをパソコンで活用することができます。
リストの内容をディスプレイ端末の画面に表示をしたり、リスト名の漢字での表示や、
出力するプリンターやページ,コピー数の指定をすることができます。
さらに、1つのリストを配布先ごとにページ単位で自動的に仕分けをする機能や
保存期間の設定など、多くの実用的な機能を提供しています。

12.バッチからオンラインへの連係機能があります

バッチからオンライン・ファイルのオープン,クローズ、プログラムの使用可,
使用不可の設定、ディスプレイ端末への連絡メッセージの送信、
オンライン・バッチ・プログラムの起動などができ、
オンラインとバッチの連係処理を行うことができます。

13.オンラインの運用状況を監視することができます

運用サポート機能により、ディスプレイ端末の操作状況 ,応答時間やアベンドの内容,
プログラムの使用状況,ファイル,データベースのアクセス状況,他のディスプレイ
端末の画面に表示されている内容の照会などをすることができます。
このように、 運用に役立つ情報を簡単に入手することができます。

14.メインテナンスのための便利な機能があります

メインテナンス・サポート機能により、プログラムやパネルなどの作成日,更新日,
作成者,コメント,最終使用日などを照会することができます。
また、 ファイル名やセグメント名,フィールド名から、それらを使用している
プログラム名を照会することができます。
また、プログラムの最近の使用履歴を表示することもできます。
このように、 メインテナンスのときに役立つ情報を簡単に照会することができます。

15.ハードウエアに負荷をかけません

プロセッサーやストレージ、通信回線などへの負荷が最小になるように設計されており、
レベルアップなどの投資を抑制することができます。